簿記の学習に記憶力は必要か
勉強したことを自分で使えるようにするために「本質を理解すること」と「記憶すること」が必要だと思うのですが、私は「記憶すること」がとっても苦手です。
簿記の勉強をしていても、一つ計算方法を覚えると、一つ前の計算方法を忘れてしまうくらい。。
子供の頃から暗記科目が苦手で、歴史、漢字、英単語なんかは壊滅的でした。
簿記を初めて勉強したのは高校生の時なのですが、「借方」「貸方」の位置、「勘定科目」を覚えるのに四苦八苦したのを覚えています。
私の学習履歴はこんな感じです。
・高校生の時→簿記2級合格
〜簿記に触れない期間〜
・社会人20年以上経って簿記2級を復習をして再受験→不合格
・2級落ちた後に1年かけて1級を勉強して初受験→不合格
〜経理の実務担当を約5年〜
・今年簿記1級再受験&税理士試験記念受験(今ココ)
高校生の時も初めて見る簿記特有の単語が覚えるのにそこそこ苦労した記憶がありますが、1級を最初に勉強した時はその比ではありませんでした。
当然なのですが2級に比べると、「単語」「会計基準」「計算の考え方」、どれも難易度が格段に高い!
しかも範囲が広大!
・・・全く覚えられませんでした。
(当然、検定も不合格でした。)
その後、5年ほど経理の実務を経験して学習再開に至るのですが、以前全然覚えられなかった教科書を読み直してみると、、、
めちゃくちゃ覚えられることに気づきました!
というより、簿記1級は暗記では太刀打ちできないことに気づきました。
その会計基準、その会計処理の本質的な目的は何なのか。
この認識があやふやだと、単語を記憶しても使えない。使えないから覚えられない。
実務を経験したのと、少し背伸びをして税理士試験用の理論学習教材で勉強したことで、学習内容の理解が深まり、記憶に繋がったようです。
必死に勉強していると色々見失って、安易な暗記に走りがちなので、気をつけようと思います。
ひきつづき頑張ります!